- こんな疑問をもっていませんか
- 世の中に良い上司っているの?
- どんな上司が良い上司なのか?
- 自分って理想の上司なの?
社長でもない限り上司は誰にでも存在しています。
同僚や同期、医療従事者、ネットの記事では「悪い上司」を話すことが多いです。
それでは逆に、「良い上司」とはどんな人なのでしょうか。
皆さんにも理想とする上司像ってあると思ます。
- 自分の出世より部下の成長を考えてくれる
- 否定せず自由にやらせてくれる
私は社会人4年目にして営業所長が5回、支店長が2回変わっています。
その中で、良い上司・悪い上司と両方経験しました。
今回はそんな経験や調査したデータをもとに
良い上司の特徴を5つご紹介します。
所長やチームリーダーの方はぜひ参考にしてみてください。
まだの方は自分が上司になった気持ちでどうぞ!
若い世代は良い上司と巡り合えるのか?
特徴紹介の前に
まず世間ではどれぐらいのMRが良い上司と巡り合えているのでしょうか。
正直
若い世代は巡り合えていないようです。
ミクスのMR調査アンケートによると…
Q,自分を飛躍させてくれた上司はいるか?
YES : 56.9%
NO : 43.1%
※20代でみると
YES : 41.7.%
NO : 58.3%
※MR・チームリーダー・所長別での「YES」回答率
MR : 50%
チームリーダー・所長 : 70%
【飛躍させてくれた】とは、成長させてくれたという意味合いです。
この「飛躍させてくれた上司」、前回のアンケート実施時には
75%だったので、大幅に減少したことが分かります。
20代は50%以下という結果でした。
原因は価値観の違いです。
グローバル化によって価値観が多様化しているので
一昔前の上司ー部下のコミュニケーションより難しくなっています。
チームリーダー・所長は会社に長く働いているのもあって
割合は70%とMRと比べて高めです。
それでは
YESと回答した人は上司のどの部分にグッときたのでしょうか。
【()内はアンケート回答者の年齢】
MR個人の事情を考えて、公私ともに幸せになれるよう奮闘してくれた(30代)
朝まで、これからの人材を語り明かした(40代)
ノルマに対して一切妥協を許さない人でハングリー精神を学んだ(50代)
やはり、自分のことを考えてくれる部分にグッとくるようです。
保身のために部下と接しないように気をつけないとダメですね。
昔と比べて環境も考え方も変化しているので
若い世代にとっての理想の上司も変化しています。
上司側も日々アップデートしていかなければなりません。
良い上司の特徴 5つ型
良い上司について
具体的なエピソードを交えつつ5種類紹介していきます。
必ずこの5つに分類されるわけではなく
各個人、性格には濃淡がありますので
自分の上司はどの傾向なのか思い浮かべてみてください。
良い上司 5選
- ロジカルシンキング型
- 熱血型
- 部下尊重型
- モチベーター型
- 寄り添い支援型
ロジカルシンキング型
仕事の進め方などを懇切丁寧に指導してくれる上司です。
1から10まで教えてくれるので
新入社員はロジカルシンキング型の上司だと大変助かります。
このタイプは、こちらが納得するまで粘り強く説明してくれるので
納得してから次のステップに行きたい人には相性がいいですね。
具体的エピソード【()内はアンケート回答者の年齢】
足りないスキル、伸ばすべきスキルを的確にアドバイスを客観的に示してくれた(40代)。
患者・顧客ファーストの考え方を新人のころから植え付けてくれた(30代)。
営業の考え方・質問の深堀を丁寧に教えてくれた(20代)。
熱血型
リーダーシップでグイグイ部下を引っ張っていく上司です。
昭和のサラリーマンに多い印象。
いつも熱い思いで仕事に取り組むので、やる気のある部下からは指示されます。
具体的なエピソード【()内はアンケート回答者の年齢】
自分を昇進させようと一生懸命だった。それに答えれるよう仕事にうちこんだ(50代)
ワンチームとして目標を達成する仕事の楽しさ教えてくれた(40代)
とにかく、いつも仕事に対して熱い思いを抱いていた(50代)
さまざまなことに対してチャレンジを促してくれた(40代)
部下尊重型
部下を信頼して仕事を任せてくれる上司です。
部下のことを頭から否定せず、まずは話を聞いてくれます。
このタイプは今の若い世代と相性が良いです。
具体的なエピソード【()内はアンケート回答者の年齢】
否定でずに全て自由にやらせてくれた(30代)。
多くのことを任せてくれたが、しっかりフォローはしてくれていた(40代)
予算を気にせずやりたいようにやれと言ってくれた(30代)
「やっていることは間違いない、自分のもう通りにやってこい!責任は俺がとる」と言ってくれた(40代)
モチベーター型
個性や長所(専門性)を認め、モチベーションを引き出してくれる上司です。
没個性ではなく、それが短所であっても部下の個性として成長を促してくれます。
日本ではなんでもそつなくこなせるよう部下を育てがちですが
海外、特に欧米では専門性が重要視されています。
個性(専門性)をしっかり育ててくれる上司は欧米式に近いかもしれません。
具体的なエピソード【()内はアンケート回答者の年齢】
しっかり褒めて伸ばしてくれた(30代)。
新人のころに失敗を怒らずにフォローしてくれた(40代)。
長所を活かせる部署を上司に提案してくれた(20代)
寄り添い支援型
同じ目線でフォローしてくれる上司です。
新人であれば新人、30代であれば30代に合ったアドバイスをしてくれます。
「お前のことを思って言っている」「俺の時はこうだった」といった上から目線ではなく
「俺の時はこれで解決したが、今ならこういったやり方で解決できる」というように
今のやり方・今の考え方で年代に合った提案をしてくれます。
こんな上司のもとだったら伸び伸びと仕事できそうです。
具体的なエピソード【()内はアンケート回答者の年齢】
部下の悩みを真摯に聞いてくれてアドバイスしてくれた(30代)。
攻略に詰まった施設に対して一緒に考えて行動してくれて成果をあげれた(40代)。
辛い時に励ましてくれた(50代)。
良い上司とは まとめ
良い上司について5つの型を紹介しました。
若い世代ほど、飛躍させてくれた上司とは巡り合っていません。
環境や考え方の変化で上司とのギャップのせいなのでしょうか。
もし自分が所長やチームリーダだったら、
部下尊重型か寄り添い支援型で接したいですね。
自分についてこい!といった指導は時代遅れかもしれません。
部下を信頼して仕事を任せて、必要な部分だけフォローしていくほうが嬉しいです。
今回も
何かの参考になれば嬉しいです。
それではまた!
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