新型コロナウイルスによる環境変化が激しい……
皆さん、2020年の新型コロナウイルス拡大による
環境変化にどのような対応をされていますか?
病院の訪問規制、リモートワークの導入などもあり
MR活動も難しいところですよね。
今回は
そんな「環境が変化してしまった」なかでの
MR活動の失敗談についての話を書いていこうと思います。
【失敗談①】訪問自粛をしなかった
まずは、「訪問自粛をしなかった」ことです。
バカだなと思ったでしょう。
そうなんです。。
おバカさんだったんです。
その事件は普通のクリニックで起きました。
私は、とある製品の販売移管のために他社MRと同行していました。
新薬でもなく希少疾病治療薬でもない、ただの生活習慣病薬。
患者さんの資材提供や販売後市販調査のためにも必要な訪問と考えていました。
同行MRもまあ大丈夫と言って堂々としていましたね。
そして、ドキドキしながら先生と面会すると…
なんでこんな時期に訪問してくるの!!!!!
販売移管なんて不要不急でしょ!
メチャメチャ怒られました。
先生が言っていることは正しく、ただただ私は頭を地面にこすりつけていました。
しばらく謝ると先生も冷静になったので話を聞いてもらうことに成功。
その後、出禁になることもなく無事に帰ることができました。
この事件の教訓は
- 訪問前に電話かメールで事前確認するべきだった
- 不要不急について考えるべきだった
訪問後、同行していたMRは
先生が悪い、販売移管は緊急だ、なぜ怒っていたのか分からない
と言っていました。
私は、それからこのMRと同行するのをやめました……
【失敗談②】訪問自粛をしすぎて怒られた
2つ目は「訪問自粛していて怒られた」です。
先ほどとは逆ですね。
今回は「販売後調査」についてです。
この販売後調査は
病院に必要症例を登録してもらって一定期間ごとに検査値などを記入していく調査です。
調査に関する書類は先生に直接渡したほうがよいですよね。
直接会って説明したほうが先生の理解度は高くなるので。
しかし、今回コロナ騒動というのもあって
調査書類は郵送で処理しました。
そして、数日が過ぎたころ…
なんで販売後調査の説明を直接しないの?!
分からない部分が多くてやりたくないんだけど!!
との連絡をうけ、光よりも早く病院に直行。
怒涛の謝罪&説明をして、無事に登録してもらいました。
先生も忙しい身
配慮しきれなかった自分を恨みました。
今回の教訓
- これも事前に訪問するべきか連絡したほうがよかった
- 薬剤師・事務の方に協力を依頼しておくべきだった
病院・クリニック・医師ごとに
状況が違うので先入観にとらわれずに
しっかり確認したうえでの活動がベストですね。
【失敗談③】メール・郵送をやりすぎた
最後は「郵送・メールをしすぎて迷惑がられた」ことです。
コロナ騒動でMRは訪問自粛しています。
訪問できないのならほかの手段を使うしかないですよね。
メールやパンフレットなどの郵送です。
しかし、やりすぎには注意です。
ウチの会社では最近
- 販売移管
- 新薬発売
- 長期処方解禁
- 欠品騒動
などで皆さんに案内するものが非常に多かったのです。
……案内文書の郵送やメールを立て続けにしちゃいましたね。
それはもう頑張り過ぎました。
とある仲の良い先生から
MRからのメールが多くて
重要なメールを見落とした!!
あと、郵送多すぎ!
という連絡をうけ
考えるより早く体が動き
謝罪のメールを送っていました。
訪問自粛により
MRからのメールが爆増したとのこと。
そこに、メールも多く愚痴が言いやすい私が標的されたという経緯でした。
メールをするのはいいけど
本当に必要な情報だけにしてほしいとのこと。
ただでさえ忙しいときに
大量のメールがきて全て確認できず
ただただストレスが溜まっていくそうです。
今回の教訓
- 不要不急のメールやめておこう
- 郵送もほどほどに
環境変化が激しい中
全員ストレスがたまっています。
相手を気遣う気持ちが大切ですね。
まとめ
今回は私が経験した失敗談を書きました。
ただの失敗談ではなく「コロナ騒動中の」です。
- 訪問自粛しなかった
- 自粛しすぎて必要な対応をしなかった
- メール・郵送しすぎた
正直、理不尽なことは起きると思います。
それは、コロナ騒動という環境変化で
みんなストレスが溜まってしまったことが原因なのかなと考えます。
そのような状況では、より相手の立場になっての活動が求められます。
私のような失敗をしないよう皆さんも頑張ってください。
それではまた!
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