リストラの対象者は誰か 【管理職が多すぎ?問題】

MR会社
すすも犬
すすも犬

最近ふと思うのです。

管理職が多い。

うちの営業所でも所員の半数以上が管理職なんだけど…

 

最近、リストラが目立っている製薬業界ですが

リストラの対象者って基本的に中年以上の社員ですよね。

 

中年社員の中には

  • 普通のMR
  • エリアリーダー
  • 課長
  • 参事
  • 所長

様々ですが

経営者側からみたらリストラさせるなら普通のMRが都合がよいです。

しかし、早期退職を募集すると意外と課長やエリアリーダーのような管理職でも

ちらほら手を挙げていた印象です。

 

 

そんな中

ウチの会社、管理職多くない?

と思ったので今回記事にしてみました。

 

お伝えしたいことは

リストラの対象は

「役職だけは管理職で仕事をしていないヒト」ねらい目ということです。

 

管理職について

管理職とは

MR支援のために医療機関などを訪問する支店長・部長・所長・課長・グループマネージャーなどをいう(MR白書より)

その他、部下の育成をしたり社内の人間関係の管理、戦略立案をしていますね。

 

残業手当等が支払われないが十分な権限や待遇を受ける者と労働基準法には記載されていますね。

 

 

 

この管理職ですが、MRでは早くて30代で

一般的には40代でなれます(その会社の制度によりけり)。

 

 

私の会社では、ある一定の評価ステージになると全員「管理職」扱いとなります。

 

具体例

  • 所長
  • 課長
  • 参事
  • 参与
  • 業務マネージャー
  • 学術マネージャー

 

 

学術や業務マネージャーは支店に配属されます。

問題は各営業所に配属される「管理職」の人たちです。

 

 

中小企業2社の事例

営業所の中で所員の半数以上が管理職によって起きた悲劇について

私の会社を含めた2社を紹介します。

 

T社 意見まとまらない問題

管理職たちの個性が強すぎて他の所員に被害がでたお話です。

 

私のエリアのT社MRの営業所。営業所のメンバーは10名程度。

そのうち、管理職といわれるものたちが5人とのこと。

半数は管理職です。

 

 

次期の自分たちの販売計画をはなしあう会議で事件発生。

自分の販売計画をいかに楽にするかで中々話し合いが終わらなかったとのこと。

 

 

原因

管理職たちの評価体制は【結果主義】

目標を達成できていなければ降格してしまうかもしれないという気持ちがあったようです。

 

 

そんな会議が毎回、半年ごとに起きるため

所長はお疲れ気味。

なんだかんだ、いつも負担が均等になるぐらいに落ち着くらしいです。

 

 

しかし、しわ寄せが他の所員に上乗せされているため

ストレスが溜まるとのこと。

 

 

今年に入り、営業部長直々に「管理職のあり方」を

対象者5名に指導してもらったようです。

めったにないことですが、所員のクレームを所長がまとめて本社に提出して実現したようです。

 

 

家族もいて気持ちは分からないわけではないですが

自己中心的な考えで行動してしまって

未来ある若者に迷惑をかけてはダメですよ。

 

 

自社 管理されすぎ問題

【注意】これは私だけかもしれません。

管理職が多くて

一般社員1人を管理しすぎていて、逆に非効率になっている話です。

 

私の営業所

所長含めて、6人中4人が管理職です。

  1. 所長
  2. 課長
  3. 課長
  4. 参事

 

ツッコミどころはあります。

  • なぜ課長が二人いるのか
  • 6人中4人管理職が意味不明

 

原因

主力製品特許切れ

→なぜか会社は早期退職募集しない

→新薬も出ず導入品でなんとかやる

→若い社員が見限りドンドン辞めていく(特にうちの営業所)

→穴埋めに、なぜか管理職が人事異動

という流れです。

 

新入社員を多く採用する体力がないのでしばらくはこの環境は続きそうです。

私は転職の準備を進めています。

 

 

話を戻して、

管理職の人たちはそれぞれの評価もありますので

なにかしらマネジメントをして結果をだそうとしています。

 

マネジメントの対象は

  • 担当エリアに近いエリア
  • 若い社員
  • 営業所の計画

など。

 

 

うちの会社の評価体制として

若い社員のマネジメントが楽です。

 

 

どうなるか?

皆こぞって私ともう一人のMRをマネジメントしたがります。

 

  • 施設の状況確認
  • 卸同行
  • ロールプレイング
  • 販売計画のシミュレーションの相談
  • 説明会同行

 

など

今は所長と支店長に直談判して自由にのびのびと仕事をしていますが

当時は面倒でした。

 

  • 鳴りやまない電話
  • 車の隣にはおっちゃん

 

 

結局、施設情報を教えても忘れるし

あら探しをして、まともなマネジメントをしなかったので非効率でした。

課長二人もいらんわ!

 

 

今期から評価体制が少し変わったのもあって

現在は落ち着いています。

 

 

当たり前ですが

管理職が多くてもいいことはありませんでした。

管理職はリストラの対象者になるのか

紹介した例は極端なものですが

管理職が多い職場だと意味が分からない現象が起きます。

 

あがいて降格を避けても、今後も生き残り続けられるのでしょうか。

 

以前と変わらず

今後も管理職はしっかりリストラ対象です。

 

 

MR白書によると

2018年のMR数は50,900人。
管理職は8,180人。
管理職1人あたりのMR数は7.3人。
MR数が最も多かった2016年と同じ7.3人

MR白書をみてみると

MR数も減ってますし、管理職もしっかり減ってました。

 

会社によって、若者が減れば管理職は多くなりますし

営業所の合併などで管理職から降格してしまうケースもあります。

 

偶然、管理職が多くなってしまったケースが私の営業所でした。

早く対策しないと

彼らはのうち何人かは降格するかリストラされますね。

だって多いんだもの。

 

まとめ

今回は「リストラの対象者は誰か」ということで

変わらず中年以上で、管理職の人たちも対象であると考えます。

 

私の会社では管理職が多い営業所の割合が高いので

リストラしやすい人たちです。

 

全体としては

MR数も減ってる中、管理職もしっかり減っていました。

管理する対象が減れば、管理者が減るのも当然ですね。

 

 

管理職の日当や給料が削られている会社も見かけます。

中年になっても、リストラに怯えずに仕事をしていきたいものですね。

そのためにも今のうちから対策をしていきましょう。

 

それではまた!

 

 

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