どーもおはようございます!
すももです!
先日、ミクスで「地域医療で製薬企業に期待すること」というものがあったので
思うところを書いていきます(^^
最近はどんどん地域医療が進んでいますね。
地域医療に貢献している製薬企業ランキング
今回ヘルスケア領域の調査を行っているインテージヘルスケアが医師16,000人にアンケートを実施。
医師が選ぶ現在地域医療に貢献しているメーカーはどこだったのか。以下結果です(^^
- 武田薬品
- 第一三共
- 大塚製薬
- アステラス製薬
- エーザイ
- ファイザー
- 塩野義製薬
- ツムラ
- 田辺三菱製薬
- MSD
まぁ大手さん中心になっていますね( ゚Д゚)
企業別のMR総合評価ランキングと比較すると
エーザイ
塩野義
上記の2メーカー以外はMRの評価ランキングでもトップ10入りしてましたね。
普段のMR活動がそのまま地域医療への貢献に繋がっていると評価されているのでしょうね。
弊社はもろんランク外!
製薬企業に期待されていることとは?
では実際に先生方は何に期待して、メーカーはどうしていくべきなのでしょうか。
「地域医療に関して製薬企業に期待すること」の項目アンケートの結果(上位2つ)は
38%弱 「医療従事者に向けた勉強会の実施」
34% 「地域における他施設の動向に関する情報提供」
1位はMRとしてやるべき業務ですね。
ただ、最近はガイドラインの影響でお弁当を提供できないメーカーもあり、お弁当なしだと勉強会をやらせてもらえない施設もあるのだとか。
どうしようもないですね……
2位は開業医の先生方は気になっている印象ですね。
こちらもガイドライン上、個人情報云々に違反する可能性があるので、情報提供する際は気を付けなければならないです。
3位以下は図参照
若手医師とベテラン医師で期待していることは違う?
「地域医療に関して製薬企業に期待すること」では年代別にも集計しています。
若手医師は「地域に関する情報提供」、50代以上の医師は「教育・連携の機会」に期待しているようです。
前の図をみてみると若手・ベテランの考え方の違いが分かります。
※若手医師
「地域における他施設の動向に関する情報提供」や「地域における患者の特徴に関する情報提供」の回答が多い。
※ベテラン医師
「医療従事者に向けた勉強会の実施」や「医師会や他施設とタイアップした研究会の実施」の回答が多い。
「若手医師は研究活動もあるためか、地域データを求める傾向にある一方で、医師の年代が上がるほど経営や連携に関するニーズが高まる」とのこと。
確かに比較的若めの先生は地域の情報を欲しがっている印象ですね。
大学の先生だと非常勤で県内の施設に派遣されます。派遣先の地域データなどは欲しいかもしれませんね。
ベテランの先生方は派閥や医師会内の人間関係などがあるのでしょうか。他施設との連携のお話をすると興味をもって聞いていただけます。
行政が地域医療を促進させているのも一つの要因ですね(^^
MRは地域医療に対して今後どうするべきか
アンケートの結果よりMRはどうしていくのがベストなのでしょうか。
前提条件はあたりまえですが
MRのガイドライン違反をしない
ことですね( ゚Д゚)
自分の身は自分で守らねばならないですね。
それを踏まえて
・治療法など日々アップデートしていく情報を常に提供し続ける
・医師会、薬剤師会、勉強会、市民公開講座、医療従事者向け講演会などで他の施設との連携を補助する
などが重要になっていくと思います。
私自身プライマリーMRです。
地域医療へ貢献をしていかないと競合品が多いプライマリー製品は売れないと日々感じています。
自社製品のPRはもちろん普段からしますが
それだけだと中々難しいのが現実です(。´・ω・)。
接待などできれば一番なのですがそれもできない……
それでは、シンプルに先生方に貢献するしかないですね!
学術情報だけでなく、医療従事者として何か担当エリアに貢献できれば「やりがい」にも繋がるかもしれませんね。
まとめ
今回は地域医療関連のアンケートの結果を紹介しました。
やはり大手さんは地域にもかなり貢献しているのですね。
講演会や勉強会の数がすごいですからね…
また、若手とベテラン医師だとメーカーに期待していることが違っていて
ベテランになるほど教育や連携に関する項目を期待していました。
日々変化している医療業界の中、MRへの風当たりはますます厳しくなってきます。
その中で先生や地域に貢献できる製薬メーカー・MRは重宝されるのでしょうね。
今後はよりMRとして、営業としての力が試されそうです(; ・`д・´)ガンバロウ
プライマリーMRとして生き抜くために今後も頑張っていきます!
それではまた!
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