私は田舎に住んでいます。
田舎だと若者より高齢者をよく見かけます。
今、日本の高齢者(65歳以上)はどれぐらいいるのかご存知ですか?
4人に1人は高齢者と言われています。
今回は高齢者について調べてみました。
長寿大国日本…
この先どうなっていくのでしょうか。
日本の高齢者人口はどれぐらいか。(2019年版)
2019年の調査では
日本の人口における高齢者の割合は28.4%です。
具体的な数字だと3588万人です。
4人に1人は65歳以上の高齢者になりますね。
多いですねぇ…
世界で最も高い比率です。
引用元:https://www.stat.go.jp/data/topics/topi1211.html
調べてみて分かったのですが2005年時点で
すでに20%ぐらいだったのですね。
このままいけば2040年には35%を超えていきます。
一方、総人口はといわれると
2018年と比べると26万人減少しています。
引用元:https://www.stat.go.jp/data/topics/topi1211.html
総人口は減っているのに高齢者割合は高くなっています。
それだけ長生きできる国として嬉しいのかが正直分からないですが…。
世界の高齢化率
先ほど日本の高齢化率はトップとお伝えしました。
では他の国ではどうなのでしょうか。
2位のイタリアとは5ポイントも差があります。
総人口も日本は圧倒的でイタリアの2倍です。
引用元:https://www.stat.go.jp/data/topics/topi1211.html
主要先進国での日本の位置づけはどうでしょうか。
やはり日本がダントツですね。
人口の多い中国は11.5%で、まだまだ低い値です。
引用元:https://www.stat.go.jp/data/topics/topi1211.html
健康寿命の変化はどうなのか
長生きできること自体は喜ばしいことですが
病気になって無理くり長生きさせられていたら嫌ですよね。
そこで、どれだけ健康的に生きたかという指標として「健康寿命」というものがあります。
平均寿命とセットで出てくることが多いです。
健康寿命の定義は「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」です。
男性では約8年、女性では12年ほど平均寿命と乖離しています。
国としても健康寿命を延ばす施策をしていっていますが
中々差が縮まらない現状です。
多死社会の到来
高齢化社会になった国の次の課題として
多死社会が挙げられます。
多死社会とは
→高齢化社会の次に訪れるであろうと想定されている社会の形態であり、
人口の大部分を占めている高齢者が平均寿命などといった死亡する可能性の高い年齢に達すると
共に死亡していき人口が減少していくであろうという時期。
ウィキペディア(Wikipedia)より
要は
人口の多い高齢世代が同時期に多数死亡→人口減少してしまうため
どうにかしようというシンプルな課題です。
2038年付近が一番危ない時期らしく
それまでに出生率が向上しておらず、現状よりも下がっているならば
日本の人口減少が激しく
毎年、国内の大都市人口に匹敵するだけの人口減少が起こるだろうと計算されています。
参考資料↓「死をめぐる我が国の現状」
http://group.dai-ichi-life.co.jp/dlri/ldi/note/notes0304.pdf
まとめ
日本の高齢化は深刻です。
高齢者が多くなればなるほど医療費も増加していき
政府の財政を圧迫していきます。
出生率の上昇や多死社会への対策など
今後の課題は多いです。
若者が少ない中、将来の年金も当てにならない状況ですので
自分で稼ぐスキルを磨く必要性があります。
私も今のうちから自己投資して
稼ぐ力を身に付けていきたいですね。
それではまた!
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